明治時代に多くの戦争が起こった理由とは

明治時代k (16)© The New York Public Library, 2016

日本は第二次正解大戦で敗戦してから戦後70年戦争は起きていないですが、現在も世界では多くの地域で戦争が行われています。

明治時代に入ってからも何度か戦争が起こっていますが、その理由としてどんなことが考えられるのでしょうか。

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理由その1:安全保障のため

明治時代に起こった戦争として、日清戦争や日露戦争、西南戦争など数多くの戦争が起こっていますが、そもそもそれだけ戦争が起こった理由はどんなことが考えられるのでしょうか。

戦争を始めら理由としてはもちろんそれぞれどんな戦争だったかによっても理由は異なるとされますが、まず一つは安全保障を考えて戦争を行ったことが考えられます。

朝鮮から清国を独立させ保護国とするために深刻と戦争を行い、明治時代当時欧米列強として名をつられていた強大な国であったロシアに対抗するためが目的だったとされています。

また、清国の属国であった朝鮮は明治時代は領土など様々なものを搾取され続け内乱も起きてめちゃくちゃな状態だったのですが、その朝鮮をロシアに取られてしまうと今度狙われるのは日本であり、勝ち目はないと考えられていました。

もちろん、色々な角度から見れば軍事の独走や領土の拡大もあったと考えられますが自国の周辺の国と戦争して勝利を勝ち取り、果ては自国の安全保障のために戦争をしたというのも一つの理由と言えるでしょう。

理由その2:日本には資源がなかった

現在でも同じようなことで日本は危機を感じているところもありますが、近代日本における最初の戦争であった日清戦争後、日本では大凶作によって米騒動が勃発し食料供給地として挑戦を獲得することがどうしても必要だったとされていました。

そのため、明治22年から始まった朝鮮やイギリス、アメリによる対日輸出禁止令に加えて穀物不足となっただけでなく石油などの資源も不足していたことからいずれ逼迫することが目に見えていたために、売ってくれないのであれば奪うしかないと考えて戦争を仕掛けて先制攻撃をかけようとしたことがきっかけと言えます。

理由その3:自国の利益だけを求めず他国の独立や発展も考えていた

日清戦争によって朝鮮を清国から独立させた日本は、ロシアに対抗できるように発展してもらうことを求めたのですが朝鮮の内部は非常に荒れており、国の失政や権力闘争などが進み国の乱れがさらに悪化したため、これが隙となりロシアや清国の介入を招いてしまったことから日露戦争へと発展します。

国土も兵役もかなうはずのないロシアに日本が勝てた理由としては、ロシア自体が革命によって内乱が起きていたことも関係して何とか勝利し、ロシアの朝鮮への干渉を排除することはできたものの、そのおかげで日本は大赤字となります。

日清戦争に勝利し保護国になったものの、何かというと工作したり伊藤博文暗殺事件などを起こしたりするなど裏切り行為が続いていたために、メリットがないのはわかっていたものの朝鮮を放置してしまうとロシアに取られてしまう可能性もあったために併合して受け入れることを決意します。

他の国と同じように戦争に勝利したのだから植民地化したこともあったのですが、だからといって差別をすることはなく指導によってそれらの国を発展させたことは世界的にも高い評価を得ていたとされています。

日本人は周辺の国々に嫌われているイメージが強いですが、実際に反日が強いのは朝鮮や清国、韓国だけでありそれ以外の東南アジアの国々の人々は親日家が多いとされているのは、明治時代の人々は戦争や侵略はしたものの自国の利益のためだけではなくその国の独立や発展を目的として戦争を行っていたからとされています。

台湾やインドネシアなどの国々は一時期日本の支配下に置かれたものの、当時を知る人々の中には日本との交流を懐かしむ人もいるとされており、現在も日本においての評価が高いアジアの国々も多いとされているのです。

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